「日々を綴じる」と題して、エフェメラを一冊にまとめる講座の一作目が綴じ上がりました。
観に行けた展示のリーフレットや、その時々に作っていた作品の素材でのコラージュなど、さまざまな形態のものをまとめてあります。表紙はオリジナルペーストペーパー。
タイトルに入れた写真もちょっと凝って入れ子構造にしてみました。
展示のチケットやチラシも折りたたんで綴じています。
版木用としてカットされている「朴ホオ」の板にマスキングテープを貼って使っています。
文庫サイズの本を作る時のプレス板として、2枚で挟んで固定する、紙などをそろえるコツの役割などいろいろ役立ってくれています。マスキングテープを貼っておくと、接着剤がついてもすぐにとることができるのが便利です。「定規」の模様もあるので、張り替えてみました。
黄色の3Mのマスキングテープは接着剤が残りにくいので、作業中に紙や革に留めるのによく使っています。様々な色や模様のカラフルなマスキングテープもよく使うので、接着剤の経年劣化について気になっていました。以前、店頭にいらしたカモイテープの方に伺ったところ、接着剤よりもテープ基材の紙の方が劣化するので、目安としては2年くらいだろうとのことでした。
板はワークショップでもよく使うので、黄色のテープもぼちぼちとり変えているところです。