2024年2月22日木曜日

装飾展の本

EUROPOS KOSTIUMO TŪKISTANTMENTS
Rūta Guzevičiūtė 著

スリップケースとソフトジャケット

日比谷でルリユール「装飾」展がはじまりました。
出品した2点の一つは、2001年の旧作ですが、ヨーロッパ一千年の衣装の変遷をテーマにしたテキストをルリユール。綴じを見せるスタイルの製本です。
エッチングを刷り、彩色した和紙で手織り紙に仕立て、プリーツのデコールも加えています。
スリップケースもグラデーションに染めた和紙に表紙と同じエッチングを刷ってあります。
ケースやジャケットは展示していません。



会場では同じタイトルの本は近くに展示してあるので、デザインのバリエーションもご覧いただけるのではと思います。図書館に所蔵のあるタイトルの本は、近くに展示されるので触れて読むこともできます。「眺める本」としてのルリユールの展覧会をどうぞご覧ください。




2024年2月8日木曜日

日比谷でルリユール 装飾

 


東京製本倶楽部25周年記念 日比谷でルリユール 装飾

2024年2月20日(火)-4月14日(日)
(3月18日月曜休館、月-金10:00−22:00、土-19:00まで、日祝日-17:00まで)

特別研究室企画「内田嘉吉文庫に見る民族衣装の世界 -19世紀・服飾による異文化との出会い-」に連動して、ファッション、インテリアからデザイン全般まで「装飾」をテーマにした、東京製本倶楽部会員によるルリユール作品を展示します。16世紀の古版本から現代のルリユールまで、多様な書物の装飾と製本スタイルをご覧ください。

日比谷図書文化館 3階エレベーターホール


関連講座:日比谷カレッジ

「内田嘉吉文庫の一冊:装訂に秘められた書物をめぐる物語」

2024年3月9日(土)14:00-15:30
講師:雪嶋宏一
要申し込み:詳細は日比谷図書文化館HPをご覧ください。

東京都千代田区日比谷公園1-4

主催:千代田区立日比谷図書文化館、東京製本倶楽部https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/

私はこの展示に新旧2点を出品いたします。
お近くにお越しの折にはぜひご覧ください。