2017年9月24日日曜日

MUSUBU折本

 

MUSUBU折本が完成しました。
どうぞうらわ美術館でご覧ください。


デモンストレーションではクロスを貼った表紙にデコレーションをする作業をしました。
タイトルや各作品の部分のプリントを糊ボンドで貼りこみ、表紙と本体を合体するまでの作業です。大勢の皆様にご覧いただきありがとうございました。

2017年9月16日土曜日

折本つくり

明日17日と23日はMUSUBU展イベントとして製本のデモンストレーションをします。
会場に飾ってあるMUSUBUカードを折本に仕立てていきます。




こちらは先日の折本をつくる講座で作成した折本です。
表紙に装飾を入れるためにくぼみを掘ってからクロスを貼っています。
後から表紙に黄色いヌバック革を埋め込んでみました。



 今回は中ほどに中綴じのポップアップも入っています。2つの折りのシンプルな形です。


2017年9月11日月曜日

フランスの展覧会



Les pages bien gardées 展
2017年9月23日-10月22日
Cloitre de LA PSALETTE, Cathedrale de Tours

「本文に接着剤を使わない、ページの折り直しやバッキングを行なわない、裁断や小口処理を行わないこと」というルールのルリユール作品展です。
私は Michel  BUTOR著『Dialogue avec 33 variations de Ludwig von Beethoven sur une valse de Diabelli』という長ーいタイトルの本をルリユールしました。
メールで届いたポスターとリーフレットのイメージを見てびっくり、私の作品でした。

この本もトクラスの本と同じく「足」をつけたオープンジョイント構造の仕立てですが、カタログ表紙の写真からも折丁に足をつけたルリユールが多く見られそうです。フランスまで見に行けそうにないのでカタログが届くのを楽しみに待っています。
原本の写真。左は工藤庸子訳『ディアベッリ変奏曲との対話』です。



2017年9月3日日曜日

10月からの京都の講座

『ルリユールの時間』10月期の募集が始まりました。
写真は前回2015年4月期に未綴じから制作した『本をめぐる話』です。


ルリユールの時間「未綴じからつくる本と箱」
2017年10月28日~2018年3月24日(第4土曜日 17:00-19:30)
今期は未綴じの折丁から開きの良い本を仕立てます。
仕上げた本やお気に入りの本を美しく保存するための簡易型ケースも作ります。

お問い合わせ先
NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99
四条SETビル3F