2017年9月23日-10月22日
Cloitre de LA PSALETTE, Cathedrale de Tours
「本文に接着剤を使わない、ページの折り直しやバッキングを行なわない、裁断や小口処理を行わないこと」というルールのルリユール作品展です。
私は Michel BUTOR著『Dialogue avec 33 variations de Ludwig
von Beethoven sur une valse de Diabelli』という長ーいタイトルの本をルリユールしました。
メールで届いたポスターとリーフレットのイメージを見てびっくり、私の作品でした。
この本もトクラスの本と同じく「足」をつけたオープンジョイント構造の仕立てですが、カタログ表紙の写真からも折丁に足をつけたルリユールが多く見られそうです。フランスまで見に行けそうにないのでカタログが届くのを楽しみに待っています。
原本の写真。左は工藤庸子訳『ディアベッリ変奏曲との対話』です。