2014年12月29日月曜日
革
次回使用する革を準備する。
左から山羊革、仔牛革、子山羊革3種。いずれも国内で入手可能な革です。黒や茶系の革はいつでもありますが、ビビッドな色はその年の流行に合わせて染められるそうで、作りたい本に合わせて色を見つけるのは難しいのが悩ましいところ。
2014年12月15日月曜日
展覧会とワークショップ
Looking at Shakespeare
2015年2月7日- 2015年4月5日 9:30-1700(入館は16:30まで) 月曜日休館
製本ワークショップ「仮綴じ本を作ろう!」
日時:3月8日[日]13:00〜16:00
講師:藤井敬子(製本家、本展出品作家)
対象:高校生以上
定員:20名(定員を超えた場合は抽選となります)
材料費:1,500円
お申込み:往復ハガキまたはホームページからの申込制(申込締切 2月23日[月]必着)
滋賀県立近代美術館
滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL 077-543-2111 / FAX 077-543-4220
http://www.shiga-kinbi.jp/
2014年9月9日火曜日
見つめて、シェイクスピア!展
この展覧会に、私の作品も展示されます。
見つめて、シェイクスピア!展-美しき装丁本と絵で見る愛の世界-
9月28日(日曜)~11月30日(日曜)10:00-18:00 入館は、17:30まで
今年は、ウィリアム・シェイクスピアの生誕450年にあたります。
シェイクスピアの作品や彼をテーマにした文学作品から1冊を選び、装丁を施した「第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション2013」から約90点にのぼる個性豊かな作品が並びます。また、本展を構成するもう一方の出品作品は、シェイクスピアの作品に主題を得た絵画作品や挿絵本。フランス・ロマン主義の旗手、ウジェーヌ・ドラクロワによる版画《ハムレット》やエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールの版画による挿絵本《テンペスト》、またイギリスの挿絵画家アーサー・ラッカムやアーツ・アンド・クラフツのメンバーでもあったウォルター・クレインによる美しい挿絵本などを紹介します。
(巡回:滋賀県立近代美術館 2015年2月7日-4月5日)
練馬区立美術館
東京都練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
https://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
* * * * *
見つめて、シェイクスピア!展-美しき装丁本と絵で見る愛の世界-
9月28日(日曜)~11月30日(日曜)10:00-18:00 入館は、17:30まで
今年は、ウィリアム・シェイクスピアの生誕450年にあたります。
シェイクスピアの作品や彼をテーマにした文学作品から1冊を選び、装丁を施した「第2回デザイナー・ブックバインダーズ国際製本コンペティション2013」から約90点にのぼる個性豊かな作品が並びます。また、本展を構成するもう一方の出品作品は、シェイクスピアの作品に主題を得た絵画作品や挿絵本。フランス・ロマン主義の旗手、ウジェーヌ・ドラクロワによる版画《ハムレット》やエコール・ド・パリの画家、マルク・シャガールの版画による挿絵本《テンペスト》、またイギリスの挿絵画家アーサー・ラッカムやアーツ・アンド・クラフツのメンバーでもあったウォルター・クレインによる美しい挿絵本などを紹介します。
(巡回:滋賀県立近代美術館 2015年2月7日-4月5日)
練馬区立美術館
東京都練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
https://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
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東京製本倶楽部主催講演会のご案内 訂正版
「デザイナー・ブックバインダーズ 1952ー2014年」DESIGNER BOOKBINDERS 1952 - 2014
2014年9月25日(木)18:30~
9月28日から練馬区立美術館で開催される「見つめて、シェークスピア!」の展覧会で 大きな比重をしめるのがイギリス、デザイナー・ブックバインダーズの主催で行われた国際製本コンペティションの展示です。
この協会の現会長のスティーブン・コンウェイ氏の目から見たデザイナー・ブックバインダーズの始まりから今日までの活動の様子を、1950年代から現代に至までの製本作家の数々の作品を例にあげ説明していただきます。
講師(代読):マーク・コックラム★スティーブン・コンウェイ氏は事情があって来日できなくなりました。
コンウェイ氏がこの講演会の為に準備した原稿を、友人であり同じく正会員の
マーク・コックラム氏に代読していただきます。
この協会の現会長のスティーブン・コンウェイ氏の目から見たデザイナー・ブックバインダーズの始まりから今日までの活動の様子を、1950年代から現代に至までの製本作家の数々の作品を例にあげ説明していただきます。
講師(代読):マーク・コックラム★スティーブン・コンウェイ氏は事情があって来日できなくなりました。
コンウェイ氏がこの講演会の為に準備した原稿を、友人であり同じく正会員の
マーク・コックラム氏に代読していただきます。
Stephen Conway氏(デザイナー・ブックバインダーズ会長)の作品写真はこちらから見られます。
Mark Cockram 氏 http://www.markcockrambooks.co.uk/
Mark Cockram 氏 http://www.markcockrambooks.co.uk/
東京都中央区京橋2丁目6-7 03-3561-6340
参加ご希望の方は東京製本倶楽部 event@bookbinding.jp (藤井宛て)へ9月20日までにお申込みください。会場の収容人数の都合で先着順とさせていただきます。
2014年8月27日水曜日
秋の講座
秋のNHK文化センター講座はリクエストにお応えしてアルバムと文庫本の改装に取り組みます。
写真は池田満寿夫著『模倣と創造』、新書版です。
ルリユール入門 お気に入りをとじる「ポケット・アルバムと半革装文庫本」
2014年10月25日~2015年3月28日 第4土曜日17:00~
写真やカードを入れるポケット・アルバムと、お好きな文庫本を半革装に改装します。
本にぴったりなソフトケースも仕立ててみましょう。
2014年7月29日火曜日
フランス装
受講生の作品
うらわ美術館でのワークショップ完成作品。
ハードカバーの「一折の本」は、版画用紙いづみをつかって絵を描きやすい仕様に。
開催中の『ボンジュール!フランスの絵本たち』展示室にはゆっくり座って読めるように、触れる絵本のコーナーもあり、中綴じの本の仕組みを再確認していただきました。
「フランス装」の本は、リンクステッチで綴じてマーブル紙を折った表紙でくるみました。
フランスの古書の仮綴じ本や、それを元にルリユールしたハードカバーの本もお見せして、折り丁を作るところからはじめて、タイトルをつけて完成するまでまたたく間に3時間が過ぎていきました。
「フランス装」は、「仮製本の一種。糸綴じしたままの中身に、四方を折り返した表紙をつけたもの。本来は蔵書家が装丁し直すためのもの。フランス表紙。」(広辞苑)とあります。
本来はアンカットの糸綴じした仮綴じ本のことを称していましたが、最近ではソフトカバーの本のデザインのひとつとして、折りたたんだ表紙のことを称している場合が多いようです。
四方を折りたたむ方法は海外の仮綴じ表紙には見られないそうですし、紙を折る文化をもつ日本独特のものかもしれません。
2014年7月7日月曜日
新作ルリユール
私が担当させていただいてから4回目となる三島由紀夫賞、山本周五郎賞の受賞作をルリユールしました。新潮文芸振興会より、受賞作家の方々に贈られました。
山本賞受賞 米澤穂信著 『満願』
三島賞受賞 本谷有希子著 『自分を好きになる方法』
2014年6月25日水曜日
はなぎれ編
本つくりの中でも楽しい作業のひとつ、はなぎれ編です。
いろいろなメーカーが混ざっていますが、今回は9号手縫い糸を使っています。
いろいろなメーカーが混ざっていますが、今回は9号手縫い糸を使っています。
ほとんど番号表示になっていますが照らし合わせると色名もなかなか素敵です。
「黄朽葉」「桑染」「柳茶」「珊瑚珠色」などなど・・・
「花布」「花切れ」とたいがい表記されると思いますが、元々は糸で編んだものなので
手編みのものには「花ぎれ」や「はなぎれ」と書いています。
2014年5月30日金曜日
本のワークショップ
うらわ美術館での「本のワークショップ」のご案内です。
講師 藤井敬子
2014年7月12日(土)13:00-16:00
「フランス装の本」
複数折りの糸かがりを体験し、折りこみ表紙をつけてフランス装の仮綴じ本を作りましょう。
2014年7月13日(日)13:00-16:00
「一折の本」
絵や文字を書きやすいコットン紙を折り、糸でかがりハードカバーの本を作ります。
表紙はクロス装に仕立てます。
会場: うらわ美術館ギャラリーD
申込方法: 各回中学生以上、24名定員、材料費1000円
6月20日までに希望ワークショップ名、ご氏名、ご住所連絡先を明記の上、
はがき、ファックス、または電子メールで美術館までお申し込みください。
定員を超えた場合は抽選、結果は6月27日までに当選者にお知らせします。
お問い合わせ先 うらわ美術館
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F
TEL
048-827-3215 FAX 048-834-4327
tajima@uam.urawa.saitama.jp
2014年5月18日日曜日
ARAの展覧会
6月20日よりARAのフォーラムと展覧会が開かれます。
私は1996年カナダ大会より毎回参加していますが、中々展示を見に行けません。
今回は『アレキサンドリア一戒』川路重之著・銅版画 和田誠 をルリユールした作品を出品しています。
XIth FIRA International Design Bookbinding Forum Nîmes
私は1996年カナダ大会より毎回参加していますが、中々展示を見に行けません。
今回は『アレキサンドリア一戒』川路重之著・銅版画 和田誠 をルリユールした作品を出品しています。
XIth FIRA International Design Bookbinding Forum Nîmes
Forum 6月 20日-22日、展覧会 6月20日 -9月14日
Carré d'Art Bibliothèque 16 Place de la Maison Carrée, 30000 Nîmes,
France
主催:ARA France
記事はフランスの雑誌Art&Métiers
du Livreに掲載された展覧会案内。
右頁左上に私の作品が掲載されていました。
2014年4月1日火曜日
版画旅行7
京都も桜が満開です。
ギャラリーモーニングで開かれる『版画旅行7』、ぜひお出かけください。
GALLERY MORNING KYOTO
TEL 075-771-1213
京都市東山区中之町207番地
(三条通白川橋東入四丁目、三条通広道東南角)
2014年3月18日火曜日
本の装い百年、和泉図書館
2014年4月1日(火)-5月9日(金)
平日8:30-21:00 土8:30-19:00 日祝10:00-17:00
4月1日は8:30-16:30、5月3日は閉廊
明治大学和泉図書館展示ギャラリー
東京都杉並区永福1-9-1 TEL 03-5300-1183
講演会
近代の日本文学を包む―装幀者と装幀表現(五葉・雪岱・劉生・孝四郎など)
4月19日(土)13:00‐14:30
講師:岩切信一郎氏(新渡戸文化短期大学教授・早稲田大学文学学術院講師)
会場:明治大学和泉図書館ホール
受講料:リバティアカデミー会員 無料 / 一般 1,000円
申込方法: 事前予約制。(全席自由、先着120名)
https://academy.meiji.jp/course/detail/1597/
1月に明治大学中央図書館での展示を終えた「本の装い百年展」の
和泉図書館での展示がまもなく始まります。どうぞご覧ください。
2012年にできたとてもモダンな建物で、館内も素敵な空間です。
http://www.lib.meiji.ac.jp/use/izumi/guidance/index.html
2012年にできたとてもモダンな建物で、館内も素敵な空間です。
http://www.lib.meiji.ac.jp/use/izumi/guidance/index.html
2014年2月26日水曜日
京都の4月期講座
窓越しにほんのり柔らかな日差し、春が待ち遠しい日々です。
4月からの講座のご案内です。
ルリユール入門 お気に入りをとじる「リンクステッチと交差式製本」
2014年4月26日(土)~2014年9月22日 第4土曜日 17:00-19:45
クロスと模様紙を使ってハードカバーのスケッチブックを、交差式製本の技法で冊子やノートを綴じてみましょう。
お申し込みお問い合わせ先
NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99
四条SETビル3F
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