リサイクル図書を補修。
貼られていたテープをはがし、背部分を和紙で作り直しました。
1970年発行、43年間みんなの愛読書だった痕跡があちこちにあります。
本文のやぶれた紙の重なり部分に正麩糊をつけてぴったり合わせます。
製本をするために本を解体したときにも必ず本文の補修をしますが、作業はほぼ同じ。
材料もテープ類は使わず、楮和紙と正麩糊。
破れた本の修理にセロテープなどは使わないでください。短期間で変色しますし、それだけ接着力があるということですが、外すのにものすごく時間と労力が必要になります。
この絵本は中綴じで、糸が切れていたので本文を一旦外してかがり直しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿