まとめて一冊にするのが遅くなったけれど、2021年4月から12月ごろまでの制作の断片やたまあに出かけた展示の案内などを綴じました。修復作業中は記録はするけれど、素材などは手元に残らないので、昨年は作った作品がとても少なかったなあ、と綴じながら思った次第です。
20年以上前のA5サイズの紙見本に、その時々の素材などをコラージュしたり、DMを貼り付けたり。そのシートに足をつけて、麻糸で下綴じしてまとめた上に、クロスを貼った背とペーストペーパーの表紙をくるみ、康熙綴じで仕上げています。
まとめて一冊にするのが遅くなったけれど、2021年4月から12月ごろまでの制作の断片やたまあに出かけた展示の案内などを綴じました。修復作業中は記録はするけれど、素材などは手元に残らないので、昨年は作った作品がとても少なかったなあ、と綴じながら思った次第です。
20年以上前のA5サイズの紙見本に、その時々の素材などをコラージュしたり、DMを貼り付けたり。そのシートに足をつけて、麻糸で下綴じしてまとめた上に、クロスを貼った背とペーストペーパーの表紙をくるみ、康熙綴じで仕上げています。
4月からの講座のご案内です。
2022年4月23日-9月24日 第4土曜日 16:00−18:30
ライトステッチ製本は、表紙素材に本文折丁を糸で綴じる製本方法です。
ノートとお気に入りの本をライトステッチ製本の手法で作ります。
ソフトカバーのノートと半革装の本を制作します。
改装したい本(四六判、B6サイズくらいまで。できれば糸綴じの本)と、
ヘラや定規など製本道具類をお持ちください。
お申し込みお問い合わせ先:NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99 四条SETビル3F0
75-254-8701
https://www.nhk-cul.co.jp/school/kyoto/
素材の違う支持体を使った綴じ方、5種類のサンプル。
左から、かがり綴じ、シングル背バンド綴じを2種類、ダブル背バンド綴じ、へリンボン綴じ。
支持体は、かがり綴じに細い麻紐、背バンド3種に太い麻ロープ、へリンボン綴じに厚目の革テープを使用している。
2014年、倶楽部の研究会ワークショップで作成した。私のサンプルは、指定より少し細い20番手の色糸で綴じたので、少し隙間ができてしまった。
ルリユール作品は左端のかがり綴じで綴じているので、残念ながら他の綴じ方はほぼ使う機会がない。
10月からの京都NHK講座は、革素材を使って制作いたします。
ルリユールの時間 「革で綴じる」
10月23日~2022年3月26日 第4土曜 16:00~18:30
タケット綴じで革製のノートと手帳を作ります。
お揃いの素材でニードルケースも作りましょう。
お問い合わせお申し込み先◆NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99 四条SETビル3F
革装の本を作るときには、できるだけ傷などのない良いところを使って作ります。
一枚の仔牛革から本の表紙をとれるのは2、3冊くらいなので、ルリユールに使った残りの部分で、手帳を作ったり、半革の本やノートを作ったりしていました。
写真の右端の手帳は山羊革の2013年度版。来年はどんな色の革の手帳になるでしょう。