2020年4月5日日曜日

京都の展示

二つの画廊で開催されていた「京都空想装幀室展」が終了いたしました。
新型コロナウィルス流行の大変な状況にもかかわらず、ご高覧くださいましたみなさま、企画、運営してくださった皆さまに感謝申し上げます。 ありがとうございました!



今回、京都に因んで作った新作は以下の文庫本でした


『若冲』澤田瞳子著 
プラ・ラポルテ製本、木版画、革、オリジナルペーストペーパー 
梅の花をモチーフにした版画といろいろな革を組み合わせ、織りモザイクの手法で表紙をつくっています。「プラ・ラポルテ製本」は背表紙を本体に先に接着してから、平表紙部分を後からとりつける技法です。タイトルを活字で入れたかったため、背と表紙に異素材を使えるこの製本方法を選んでいます。 

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