2020年10月7日水曜日

#本をつくろう「自然」

東京製本倶楽部のWeb展覧会 #本をつくろう「自然」に新作を出しました。


『樹木たちの知られざる生活』-森林管理官が聴いた森の声
ペーター・ヴォールレーベン著、長谷川圭・訳、早川書房 2018年刊

プラ・ラポルテ製本
タモ材、和紙、仔牛革、山羊革、2020年作 H161×110×17mm     

そういえば、緑色の本ばかりアップしています。
この本は、エストニアの"Forestonia"の本をつくろうとしていた時期にヨーロッパの森について知りたくて読んだのですが、「自然」のテーマにもぴったりだと選んで製本しています。
タモの樹皮にタイトルをインクジェットプリント。樹皮も横目?は折れにくく、和紙で裏打ちして背表紙に。見返しと表紙は森をイメージして描いた絵を元にペーストペーパーを作り、革を加えて織モザイクで制作しています。





2020年9月20日日曜日

Scripta Manent VI

International Exhibition of Artistic Bookbinding:Scripta manent VI

“Forestonia. Estwald. Mine Metsa!“

2020年9月11日-10月3日

ARS Art Factory Project Room,Pärnu mnt 154,  Tallinn

Valdur Mikita氏の著作、 “Forestonia  Estwald Mine metsa!” をエストニア語、英語、ドイツ語で印刷された未綴じテキスト。このテキストをデザイン、製本する5年ごとに開催されるコンクールの展覧会が開かれています。
各国でイベントが中止される中、展覧会を開催してくださった関係者の皆様に感謝いたします。15カ国、129名の作品が出品。9月11日、「Golden Book賞」3名と「Premium賞」10名、「学生賞」「技術特別賞」「Valdur Mikita」賞が発表されました。

私は「Premium賞」をいただきました!

言語の章ごとに、色雁皮紙に刷った木版画を綴じ込みました。
この出品作品はコロナで海外便がストップする前にエストニアに出発。その制作過程などを入れて作った小さなパスポートは「#本をつくろう_旅」Web展覧会に出品しています。


2020年8月24日月曜日

秋からの講座

 京都のNHK教室、秋からの講座の募集が始まります

ルリユールの時間

2020年10月25日-2021年3月26日

「半革装の本つくり」

大切にしたい本を糸綴じして半革装に改装します。
古い本など手当てが必要な場合は補修もして、ソフトケースも作りましょう。

・改装したい本(できれば糸綴じ、A5以内、20mm以内の厚さの本)をお持ちください。

◆お問い合わせお申し込み先 

NHK文化センター京都教室
京都市下京区四条通柳馬場西入立売中之町99 四条SETビル3F
http://www.nhk-cul.co.jp/school/kyoto/

2020年8月5日水曜日

アリス・B・Tの本をめぐる旅 #本をつくろう「旅」





「アリス・B・トクラスの料理読本」の著者のアリス・B・トクラスはサンフランシスコ出身。Musubu展出品作は上の写真、右側の本をルリユールしました。

そして今回の小さな本は、その制作記録と2017年9月のうらわ美術館での展示、2018年のサンフランシスコでの展示写真で構成した、一冊の本をめぐる記録です。四方に広がる折本。

はじめての動画!



2020年8月1日土曜日

本のワークショップ うらわ美術館

今年もうらわ美術館主催の本のワークショップが開催されます。
今回は美術館内ではなく、感染拡大防止のため広い会場で行われます。

本のワークショップ −入門編


折本の画帳 
9月19日(土)13:00~16:00


旋風葉の画帳 
9月20日(日)13:00~16:00

会場■ さいたま市 生涯学習総合センター 10階多目的ホール 
シーノ大宮センタービル
さいたま市大宮区桜木町1-10-18

定員■ 各回24 名(中学生以上)

材料費■ ①折本の画帳、②旋風葉の画帳 各1,000 円 

申込み方法■8 月21 日(必着)で、参加希望の日付とワークショップ名、氏名、ふりがな、連絡先(住所、電話番号)を明記の上、「往復はがき」または「インターネット(さいたま市生涯学習情報システム)」にてうらわ美術館までお申し込みください。1 人1 講座単位で受付けます(1 枚の用紙で複数講座・複数人数の申し込みはできません)
定員を超えた場合は抽選とし、結果は往復はがきでお申し込みの方には返信用はがき、インターネットでお申し込みの方にはメールで8 月28 日(金)までにお知らせいたします。

問い合わせ先■うらわ美術館
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1浦和センチュリーシティ3F
TEL 048-827-3215
FAX 048-834-4327

https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/

2020年7月30日木曜日

本のパスポート 

森へのパスポート

#本をつくろうWeb展覧会に向けて「森へのパスポート」をつくりました。
ルリユール作品と同じ素材を使って、制作記録なども入れた小さな本です。

海外の展覧会などに出品した作品のための「パスポート」を個展の時によく作って展示していました。ルリユール作品は展示だけだったので、手で触れて素材や渡航記録、展示記録などをみてもらえるようにするためです。
 

左から、フランスのビエンナーレの本、リトアニアのフォーラムへの2点。
パリで開かれたAIRneuf「金と銀」展のためのパスポート。すべて


初めて制作したのはたぶん、左端の2000年の個展『旅する本』に出したルリユール作品「CYRANO DE BERGERAC」のためのパスポート。1999年4月26日に出国して、9月23日に帰国したと記録しています。フランスのビエンナーレでエドモンド・ロスタン賞をいただいた本です。この個展では海外に旅したルリユールを主に出品していました

 
2000年10月『旅する本』展  ガレリア・グラフィカbis


2020年7月14日火曜日

本を読んで、本をつくろう


  三島由紀夫賞候補の作品
山本周五郎賞候補の作品

毎年、6月は三島由紀夫賞、山本周五郎賞受賞作のルリユールをしていますが、今年は選考会が秋になったので、受賞候補作をStay Home中にゆっくり読んでいました。
それぞれの本のジャケットカバーはルリユールするときに綴じ込むので、一旦外して読んだりしています。
読書に没頭している時間を暫し過ごすと、私の場合は本をつくる時間です。
現在進行中は、フランス語の詩と版画の本。
そして、「#本をつくろう」プロジェクトのための、旅の本。
コロナの時期には海外にはなかなか行けそうにないけれど、読書で時間旅行、異文化旅行をするのもありかと思います。作品が出来上がったら写真をアップしようと思います。